東京藝術大学体育研究室

芸大体育について

かつて彫刻家の佐藤忠良氏は、芸術を学ぶ学生たちに、「人間、本物になる方法は何だと思いますか。私に言わせれば、失敗を重ねることです。失敗して恥をかいて、それじゃあ次はこうしようと汗をかいて、また挑戦して、また失敗して、こつこつ積み重ねていって、初めて深みや厚さが出てくる。失敗を重ねて何かを見つける。ものを見抜く力が生まれる。それが個性です」とし、その上で毎日「恥をかけ、汗をかけ、そして手紙をかけ」と述べておられる。
また音楽家の坂本龍一氏は、2011年3月11日の東日本大震災の教訓から、「「自然の声を聞く」ということがアートの根源。現代社会で生きていると忘れがちになる自然からのメッセージに対し、敏感に反応する回路を取り戻していく、それが震災以降のアートの役割」と発言されている。

 

新たな学生生活がスタートした今、両先輩の「芸大生への期待」をかみしめながら、もう一度自分自身をじっくりと見つめてもらいたい。これから始まるであろうアーティスト人生の多くは、「知る」→「わかる」→「できる」というサイクルの繰り返しの中での「自問自答」にある。「最初の一歩」をどのように考え、どのように踏み出すかは極めて大事である。

まずは身体を動かすことを好きになろう。まさに身体は楽器!身体が動く、すると心が動く、心が動けば出会いが生まれる。芸大体育は「身体を育む」ことをテーマに掲げ、実践、研究を重ねてきた歴史をもつ。人間のひとつひとつの動きには意味がある。それを理解し、「自分がどう動けるか」の問題として考えられるか。またそれを他人にどのように伝えるのか。アートを創造する出発点と同じではなかろうか。

芸大体育の授業やクラブ活動を通して、各種のスポーツや身体調整法を体験し、自分の一芸との関連で、「動感感覚」「動感身体」「動感技術」の新たな世界を感じ、人やものに対する深い観察眼(ものを見抜く力)を磨いてもらいたい。多分、その工夫の過程で、「ココロ」と「カラダ」と「ワザ」の不思議な(回路)があることに気付くだろう。

さあ、君の身体を再発見!

 

東京芸術大学ホームページ

芸大体育について

かつて彫刻家の佐藤忠良氏は、芸術を学ぶ学生たちに、「人間、本物になる方法は何だと思いますか。私に言わせれば、失敗を重ねることです。失敗して恥をかいて、それじゃあ次はこうしようと汗をかいて、また挑戦して、また失敗して、こつこつ積み重ねていって、初めて深みや厚さが出てくる。失敗を重ねて何かを見つける。ものを見抜く力が生まれる。それが個性です」とし、その上で毎日「恥をかけ、汗をかけ、そして手紙をかけ」と述べておられる。
また音楽家の坂本龍一氏は、2011年3月11日の東日本大震災の教訓から、「「自然の声を聞く」ということがアートの根源。現代社会で生きていると忘れがちになる自然からのメッセージに対し、敏感に反応する回路を取り戻していく、それが震災以降のアートの役割」と発言されている。

 

新たな学生生活がスタートした今、両先輩の「芸大生への期待」をかみしめながら、もう一度自分自身をじっくりと見つめてもらいたい。これから始まるであろうアーティスト人生の多くは、「知る」→「わかる」→「できる」というサイクルの繰り返しの中での「自問自答」にある。「最初の一歩」をどのように考え、どのように踏み出すかは極めて大事である。

まずは身体を動かすことを好きになろう。まさに身体は楽器!身体が動く、すると心が動く、心が動けば出会いが生まれる。芸大体育は「身体を育む」ことをテーマに掲げ、実践、研究を重ねてきた歴史をもつ。人間のひとつひとつの動きには意味がある。それを理解し、「自分がどう動けるか」の問題として考えられるか。またそれを他人にどのように伝えるのか。アートを創造する出発点と同じではなかろうか。

芸大体育の授業やクラブ活動を通して、各種のスポーツや身体調整法を体験し、自分の一芸との関連で、「動感感覚」「動感身体」「動感技術」の新たな世界を感じ、人やものに対する深い観察眼(ものを見抜く力)を磨いてもらいたい。多分、その工夫の過程で、「ココロ」と「カラダ」と「ワザ」の不思議な(回路)があることに気付くだろう。

さあ、君の身体を再発見!

 

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